銀行法とは

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銀行法とは

お金を借りるというと、まず銀行を思いつくと思いますが、この銀行は基本的には民間の収益団体です。ですから、それぞれの独自の経営判断によって利益を追求しています。ただ、何をしても良いというようになってしまうと、お金のことですからトラブルが発生したり社会問題につながったりしてしまうことも多いでしょう。このようなことがないようにするためには法律によって一定の制限をかけることが必要とされます。そのために作られた法律が銀行法だと言えるでしょう。

 

銀行法が目的としているものはいくつもありますが、例えば銀行は公共的な存在ですから、預金者保護を目的としていますし、また信用維持をも目的としています。銀行業務が健全に行われるように様々な規制も定めています。

 

銀行は民間企業でありながら公共的な働きを持っていますから、独占されない言おうに様々な工夫がなされています。これも銀行法に色々なことが規定されているのです。例えば、株式の保有に関する規定が定められています。銀行は株式会社となっていますが、銀行の株式を5%を超えて保有するときには、それを届け出なければならないことになっています。 また、その後は1%以上の増減があれば、それも届け出なければならないとなっています。これは届け出だけなのですが、20%以上保有しようと思った場合には、認可を受けなくてはいけないことになっています。株式会社という性質上、買収や合併は非常に簡単なのですが、公共的な目的を達成するための目的として、株式を大量に保有すると言うことは認められていないのです。

 

また、特定の顧客と有利な条件や不利な条件で取引をすることも禁じています。特定の顧客に有利になるような条件だけではなくて、銀行側にとって有利な条件になる取引も禁じているという点に注意が必要です。ここまで徹底しないと公共性は維持できないとも考えられるのです。
銀行というとお金を借りるか、あるいは預金するかのどちらかをイメージし、そして安心してそれらの行為を行っているのですが、その裏では銀行法によって色々なルールが定められているのです。